音楽

さようなら清志郎。

清志郎が死んだ。癌の公表と復活、そのあとの癌転移があって、もしかするととは思っていたのだけど58歳というのはあまりに若い。最近のソロに関しては熱心なリスナーではなかったのだが、僕にとって清志郎とRCサクセションは僕の考え方やものの見方に大きな…

ウィルコのライブ盤

長いこと探していたウィルコのライブ盤『キッキング・テレヴィジョン』をようやく手にいれた。ずっと欲しかったのなら新品で買えばいいのに、僕の世界は中古で廻っているので、そういうわけにはいかない。なにしろブックオフでも「W」のコーナーをチェックす…

欲しいCD(メモ)

■『LIVE@HOME/藤原ヒロシと曽我部恵一』 あいかわらず思いついたら即リリース状態の曽我部恵一。またしてもライブ盤のリリースです。今度は藤原ヒロシ(!)とのライブ。この前出たカバーアルバムでフェアグランド・アトラクションで一緒に「パーフェクト」…

ポストロックと古本

ずっとギターロックやUKバンドの音が好きだった僕がポストロック系の音楽をよく聴くようになったのはシー・アンド・ケイクとジム・オルークの影響が大きかった。シカゴのドラッグ・シティとスリル・ジョッキーレーベルの音を見つけると名前の知らないバンド…

土曜日の朝とハウスミュージック

連休の中日。寒い朝だったのだが、日射しは温かそうだ。風も吹いてないみたいあし、昼頃には水の流れがゆったりとしたプールでは水生昆虫のハッチが見られるに違いない。いくらか気持ちはそわそわするけど、今日は留守番をしていないといけないので、川へも…

サン・ラの宇宙

今週はサン・ラのCDを2枚購入。中古屋で見つけるととにかく買うようにしているのだが、またしても微妙な感じだった。ときおりゾゾゾとなるところがあるのだが、大半はよくわからないっていうか、退屈だったりする。サン・ラでなければ後悔しているのだが、…

すりこぎ

■ビーバー閉店が近づいてきた。CDは30%オフから40%オフになっていた。買ったのはinkのセカンド。DVD付の初回仕様。卓球よりも僕はソウルセットの川辺さんの作るトラックが好き。生理的に肉体的に気持ちいい。めいっぱいボリュームをあげて聴きたいものだ。…

みやこ音楽祭の週末

12月が慌しく過ぎていく。ようやく冬らしく冷え込んだ週末はみやこ音楽祭に行って来た。土曜日だけだったけど。目当てのジム・オルークは大好きな「ユリイカ」を怖ろしいテンションで演ってくれたので昇天しました。やっぱりジム・オルークは凄玉でした。普…

ストーンズとTHE WHO

■ゴダールの『ワン・プラス・ワン』を観た。ブック・オフで500円で買ったVHSのビデオ。昔、みなみ会館で観た。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のレコーディング風景が淡々と描かれているのだけど、それだけで引き込まれる。それにしても「悪魔を憐れむ歌」の…

それは1999年の夏だった。

■中古CDショップでナンバーガールの見たことのないジャケットの編集盤があって、買おうかどうか迷った。迷ったあげく数年前に買ったいくつかの編集盤もたいして聴いていないことを思い出し、とりあえず今度来たときにあったら買うことに決めた(他に2枚のCD…

トランジスタ・ラジオの朝

いつものように自転車に乗って会社に向っていた。今日も朝から青い空が広がっていて、朝のひんやりした空気が残っていた。iPodから流れてきたのはRCサクセションの「トランジスタラジオ」だ。僕は泣きそうになった。 「トランジスタ・ラジオ 作詞/忌野…

リーとルーの夜

■リー・エヴァートンの『インナー・エグザイル』をようやく中古屋で見つけた。前から欲しかった1枚。ゆるいレゲエ。僕の好きな感じ。地に足の着いた落ち着いたリズムとおだやかなメロディ。ルーツ・レゲエと云ってしまうとそれまでだけど、のんびりと秋の夜…

みやこ音楽祭にジム・オルーク

今年もみやこ音楽祭が開催されるのだが、西部講堂前の工事がずっと続いているので、ボロフェスタに続き、会場が別の場所で開催されることになったようだ。昼の部は岩倉の「京都FAN J」、夜の部は北区の「MOJO WEST」。どちらのライブハウスも行…

いろいろなライブ

明日は、というかもう今日は釣りに行くことに決定したのだが、METROでEPIC45がライブを演るんだな。この前、タワーレコードで視聴したミニ・アルバム「England Fallen Over」は僕好みの音で、買わなかったけれど、ちゃんと頭の中にインプットされました。中…

細野さんを聴きながら

8月のスタジオボイスの特集が細野晴臣になっていたのだが、まだ購入していない。 先日、カバーアルバムの第二弾も買ったのだけど、第一弾に負けすこちらもiPodにいれてよく聴いている。細野さんの70年代のアルバムを買ったのはたぶん90年代の終わりの頃…

俯いて脱力

■仕事が早く終わったらタワーレコードへ行って戸川純のベストを買おうと鼻息を荒くしていたのに、全然終わらず、帰りにブックオフへ寄って「CRYSTAL CASTLES 」を買った。前に視聴してそのニューウェイヴというか80年代っぽい音が気になっていたアルバム。■…

3枚組の戸川純

戸川純の3枚組ベストが出るときいて、調べるとそのジャケットに頭がくらくらして足元が落ち着かないままです。ある意味昇天しました。豪華ブックレットにはインタビュー&セルフライナー・ノーツに加え、84年に雑誌『GORO』に未掲載写真が載っているそうだが…

ワルシャワ

結局、イアン・カーティスの伝記映画『コントロール』は観に行けなかった。京都シネマは会社の近くだし、仕事を早くに終わらせればきっと都合がついたのだろうが…。で、先日JET SETでジョイ・ディヴィジョンの前身であるワルシャワのCDを見つけて購入。ワル…

終りの季節はすばらしい

■くるりが主催する「京都音楽博覧会」の出演者が発表された。昨年に続いての小田和正はともかく、細野晴臣&ワールドシャイネスはちょっと観たい。いや、かなり観たいかも。ここ数年の僕のなかの細野さんブームは継続中だから。はっぴいえんどを筆頭にティン…

朝の音楽

■朝の通勤途中はiPodを聴いている。曲をシャッフルして流していると思わぬ曲の展開があって突然景色がかわる。今朝はレッド・ツェッペリンの「アキレス最後の戦い」からエリオット・スミスの「Angeles」につながった。ジミー・ペイジのリフに合わせ無理矢理…

だるいひと

金曜の夜、仕事を終え会社から家に帰るとおそろしく身体が脱力した。だるくて何もしたくなかった。ビールを飲むのも面倒なほどだった。そのまま泥のように眠りたかった。朝は誰にも起こされず、寝ていたかった。ひどく凝った首と肩と足の裏を誰かに揉み解し…

ズボンズのどす黒いグルーヴ

■今週買った本は、 『マンガに恩返し―GREAT CONTEMPORARY COMICS/増井修』(ベストセラーズ100円) 『ミラノ 霧の風景/須賀敦子』(白水社100円) ブックオフの鞍馬口店へ行ったのだが、ずっと200円だった単行本コーナーが100円になってました。増井修がロッ…

ボ・ディドリーが亡くなった。

ボ・ディドリーが6月2日、心臓麻痺で亡くなった。ボ・ガンボスの“ボ”はボ・ディドリーの“ボ”だというので、僕はボ・ディドリーのアルバムを買ったりしたのだが、強烈に印象に残っているのはジョン・レノンとオノ・ヨーコが率いるプラスティック・オノ・バ…

五月の本棚

昨年末に購入して玄関に放置されていた本棚を2階に運びあげ、床に積んだままになっている本をようやく並べることができました。部屋に掃除機もかけて、窓を開け放つと5月の風が吹きぬけて、読み残したままの本を全部読めそうな気がして、気持ちがいよいよ昂…

夏のライブ

■明日。クラブメトロでハ行のライブがある。ジム・オルーク、坂田明、ボアダムスのヨシミによるユニット。決まった用事があるわけではないのだが、微妙なスケジュールだ。ぎりぎりまで迷おう。■レディオヘッドの大阪公演のチケット発売も明日だ。10月1日、2…

ボリュームをあげて走る

■今度は上巻のみを購入。『サウンド・トラック(上)/古川日出男』(集英社文庫100円)。■プリファブ・スプラウトのベスト盤『ア・ライフ・オブ・サプライジズ』は昔から好きでよく聴いているのに、今さら「If you don't love me」という曲にはまってしまっ…

通勤とFREE JAZZ

■i Podにアルバート・アイラーAlbert Aylerの「Spiritual Unity」をぶっこんでやったのはいいが、朝、会社に向かう途中鳴らすと、まったく自転車の速度に合わなかった。フリージャズの混沌と飼いならされた家畜のような通勤はまったく相容れない物だった。あ…

iPod nanoと私

先月末、iPod nanoを買ったのだが、それ以来自転車通勤が楽しくてしようがない。毎日のように新しい音をMacに落としてiPod nanoに転送する。 昨日、新たに僕のプレイリストに加わったのはRCサクセションの「最強」から「わかってもらえるさ」「ダーリン・ミ…

すばらしい変態

TSUTAYA西院店の試聴機をぐるっとまわっているときに見つけたのがXiu Xiuのベストアルバム「Xiu Xiu for Life : The first 5 years」だった。あいかわらずTSUTAYA西院店の選曲は際立ってる。サバンナでライオンの群れがシマウマの肉を貪っているジャケットが…

レゲエの季節

花粉症のひとはたいへんそうだ。久しぶりに会社に出てきたひとがマスクもクスリも効き目がないと嘆いていたよ。僕はゴールデンウィークの時分に河原に生えているイネ科の花粉に弱いのだが、毎年ひどくなるわけではない。GWといえば、今年の暦は今いちじゃ…