朝の音楽

mori05022008-06-10

■朝の通勤途中はiPodを聴いている。曲をシャッフルして流していると思わぬ曲の展開があって突然景色がかわる。今朝はレッド・ツェッペリンの「アキレス最後の戦い」からエリオット・スミスの「Angeles」につながった。ジミー・ペイジのリフに合わせ無理矢理奮いたたせていた朝のひととき、身体の一番奥の核の部分に静かな灯がともったような気がした。

エリオット・スミスの「Angeles」はガス・ヴァン・サント監督の『パラノイア・パーク』でも使用されていた。エリオット・スミスの声によって、主人公の高校生の孤独、痛み、不安がさらに深く画面から伝わってくようだった。

月刊少年マガジンで掲載されていたハロルド作石の『BECK』の連載が終わった。漫画の盛り上がりはアヴァロンフェスでの演奏がピークだったなぁ。後のブレイクと台風のなかでのグレイトフル・サウンドでの演奏は緩やかなフェードアウトのようなものだった。が
 なにわともあれ、ロック青春漫画の傑作だったことは間違いない。単行本は持ってないけれど機会があれば集めよう。ハロルド作石の漫画は『ストッパー毒島』もおもしろかった。野球マンガってそれ以来、読んでないような気がする。
 でもロック漫画といえば、上條淳士の『TO−Y』とか、多田かおるの『愛してナイト』だったりするから、僕のマンガ歴もたいしたことがない。