2008-01-01から1年間の記事一覧

年末の夜

■会社に用事があったので、誰も居ない事務所にいく。ついでに錦小路で買い物をしたのだが、年末恒例のTVの取材もあって、やはりおそろしい人並み。■ビーバーレコードに寄ってまた本とCDを買ったあと、前から行きたかったエレファント・ファクトリーでコーヒ…

今週買った本

『ブラックの朝/白石かずこ』(思潮社1800円) 『ロングシーズン—佐藤伸治詩集/佐藤伸治』(河出書房新社100円) 『古本屋を怒らせる方法/林哲夫』(白水社500円) 『少女現象 週刊本〈19〉/今川忠雄』(朝日出版社300円) 『海鳴り忍法帖/山田風太郎』(角川文…

年末年始の読書

■年末年始の休みがはじまった。帰省せずに家に引きこもって本を読みたいのだが、そうもいかない。もう新幹線の指定席も押さえた。■学生の頃からずっと青春18切符をつかって帰省していた時期があった。なにより安いし、実家に帰ってもすることがないので、時…

『影のオンブリア』と世界幻想文学大賞

■『影のオンブリア』を読み始める。2003年の世界幻想文学大賞作。まだ30ページほどしか読んでいないのだが、話がよく見えてこない。なかなかのれない。この週末で読んでしまいたいのだが・・・。■世界幻想文学大賞の作品でよく覚えているのは『グリンプス』…

夢枕獏の終わらない話

夢枕獏の「新・餓狼伝1」を読了。小説推理で連載中にパラ見していたからストーリーは追っていたのだが、まだまだ終わりそうにない。東洋プロレス編ははじまったばかりだし、連載の方は丹波とカイザーの試合の途中でストップしたままだ。葵流(三男はあっさり…

今週、買った本

『ブルックリン最終出口/ヒューバート・セルビーJr.』(河出書房新社300円) 『思考の紋章学/澁澤龍彦』 (河出文庫150円) 『純愛映画・山田さん日記/竹野雅人』(福武書店400円) 『独裁者の城塞 新しい太陽の書 4/ジーン・ウルフ』 (ハヤカワ文庫SF420円) 『…

音楽の映画

■みなみ会館で『ザ・フー:アメイジング・ジャーニー』と『77 BOA DRUM』を続けてみる。ザ・フーの方はとにかく初期のライブが恰好いい。ピート・タウンゼントのキレの良いギタープレイに見入ってしまった。オリジナルメンバーの二人が死んだ現在の温かい団…

すりこぎ

■ビーバー閉店が近づいてきた。CDは30%オフから40%オフになっていた。買ったのはinkのセカンド。DVD付の初回仕様。卓球よりも僕はソウルセットの川辺さんの作るトラックが好き。生理的に肉体的に気持ちいい。めいっぱいボリュームをあげて聴きたいものだ。…

今週、買った本

『空中の茱萸/荒川洋治』(思潮社500円) 『ぼくの読書法(植草甚一スクラップ・ブック〈6〉)/植草甚一』(晶文社500円) 『週刊本 43 山崎浩一ひとりマガジン 早熟のカリキュラム/山崎浩一』(朝日出版社300円) 『すべての美しい馬/コーマック・マッカーシー』…

雑誌のこと

■坪内祐三の『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』を読了する。60年代半ばから80年代に至るまでの雑誌を通した坪内祐三をめぐる追憶の書。僕にとっての雑誌といえばロッキン・オンと週刊プロレスだ。週刊プロレスはもう買わなくなってもう10年くらいたつけ…

今週買った本

『元アイドル!/吉田豪』(新潮文庫100円) 『だいにっほん、おんたこめいわく史/笙野頼子』(講談社600円) 『まんが編集術/西村繁男』(白夜書房900円) 『リープ・イヤー/スティーヴ・エリクソン』(筑摩書房300円) 『最後のコラム―鮎川信夫遺稿集103篇(1979〜…

月曜はナルトの日。

■月曜日はナルトの日。外出したおりに最寄りのコンビニに飛び込むと最初に読むのは「ナルト」だ。木ノ葉丸の意気込みも悪くはないけど、ガイ班がようやく登場・・・と思ったら、やっぱり里の外にいたんだね。前から思っていたのだけど、ナルトの世界の通信手…

みやこ音楽祭の週末

12月が慌しく過ぎていく。ようやく冬らしく冷え込んだ週末はみやこ音楽祭に行って来た。土曜日だけだったけど。目当てのジム・オルークは大好きな「ユリイカ」を怖ろしいテンションで演ってくれたので昇天しました。やっぱりジム・オルークは凄玉でした。普…

雨の朝

■朝からひどい雨が降っている。 憂鬱な朝だ。自転車で走ってきたからずいぶんと濡れてしまった。もっとスマートになれないのかと思うのだが、雨のなか、傘をさして、自転車で走るのはスマートな行為とはいえなくて、僕のMTBは泥除けもついていないものだから…

今週、買った本

『とりあえずパチンコでも/蛭子能収』(ビクターブックス300円) 『アルプスの見える庭/野村尚吾』(朋文堂300円) 『読んだような気持ち/荒川洋治』(福武書店800円) 『思い出し半笑い/吉田直哉』(文藝春秋400円) 『地球と遊ぶ/夢枕獏, 天野礼子, 野田知佑…

今日から12月

■今週のナルト。木の葉丸の話しはいいや。ここで数週間またついやされるのだろうか。木の葉の系譜を印象つけるための挿話なのだろう、きっと。それよりガイとかリーとか、ネジとか、木の葉を守るものたちはまだいるだろうに・・・。■土日は予定がなくなって…

ストーンズとTHE WHO

■ゴダールの『ワン・プラス・ワン』を観た。ブック・オフで500円で買ったVHSのビデオ。昔、みなみ会館で観た。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」のレコーディング風景が淡々と描かれているのだけど、それだけで引き込まれる。それにしても「悪魔を憐れむ歌」の…

それは1999年の夏だった。

■中古CDショップでナンバーガールの見たことのないジャケットの編集盤があって、買おうかどうか迷った。迷ったあげく数年前に買ったいくつかの編集盤もたいして聴いていないことを思い出し、とりあえず今度来たときにあったら買うことに決めた(他に2枚のCD…

朝から思ったこと

■今週のナルトは先週が休載だったので、どんな新展開があるのかと期待していたのにまるで進展がなし。カカシはやっぱり蘇えりそうです。■ずっと行方不明だったマニック・ストリート・プリチャーズのリッチーの死亡が認定されたそうだ。失踪したのはもう14年…

今週、買った本

『岩魚山脈―幽谷の岩魚と釣り人、あるいは山里をめぐる、11の奇しき物語/西野泰平』(朔風社300円) 『くちたんばのんのんき/田島征彦』(晶文社200円) 『影なき男/ダシール・ハメット』(ハヤカワ文庫100円) 『にっぽん春歌紀行/野坂昭如』(ちくま文庫100円) …

『シリウスの道』を読む

限界に近いところでうだうだと仕事ばかりしていたので、更新作業は遅々として進まなかった。まぁ、僕の思惑とは全然外れて、このブログはアクセスも集まっていないから、僕が更新しようがしまいが、誰にも影響は与えない。誰かに影響を与えようということ自…

今週、買った本

『対談の本―細野晴臣』(マーブルブックス1500円) 『音楽王 細野晴臣物語/前田祥丈』(シンコーミュージック800円) 『風雲への序章(グイン・サーガ 123)/栗本薫』 (ハヤカワ文庫) 『セラヴィ/松村栄子』(福武書店200円) 『ヴォネガット、大いに語る/カート・ヴ…

トランジスタ・ラジオの朝

いつものように自転車に乗って会社に向っていた。今日も朝から青い空が広がっていて、朝のひんやりした空気が残っていた。iPodから流れてきたのはRCサクセションの「トランジスタラジオ」だ。僕は泣きそうになった。 「トランジスタ・ラジオ 作詞/忌野…

今週、買った本

『化け猫あんずちゃん/いましろたかし』(KCデラックス350円) 『盆堀さん/いましろたかし』( (BEAM COMIX700円) 『恋と退屈/峯田和伸』(河出書房新社200円) 『窓の灯/青山七恵』(河出文庫200円) 『「死の棘」日記/島尾敏雄』 (新潮文庫300円) 『30代はまだキ…

リーとルーの夜

■リー・エヴァートンの『インナー・エグザイル』をようやく中古屋で見つけた。前から欲しかった1枚。ゆるいレゲエ。僕の好きな感じ。地に足の着いた落ち着いたリズムとおだやかなメロディ。ルーツ・レゲエと云ってしまうとそれまでだけど、のんびりと秋の夜…

『東天の獅子』と『盆堀さん』

■夢枕獏の『東天の獅子』の刊行がようやくはじまった。前田光世伝とばかり思っていたのだが、前半はどうやら柔術から柔道にいたる歴史とそれにかかわるひと(嘉納治五郎だ!)を描いているらしい。五輪金メダルの石井選手が総合に挑戦する時期の刊行はなかな…

紅葉はこれから

■雨がやんだけど、曇り空。週末には少し寒くなるらしい。ずっと温かな日が続いていたし、もう11月だという気がしなかった。紅葉もこれで少しはすすむだろう。京都の紅葉のピークは11月の下旬だけれども、今のままではそれすらずれそう。地球の温暖化がすすん…

今週、買った本

『日本の渓谷―カラー(山渓カラーガイド〈31〉)』(山と渓谷社200円) 『悪の哲学 (ちくま哲学の森)』 』(講談社円)※ 『容疑者の夜行列車/多和田葉子』』(青土社円)※ 『椿園記・妖怪譚/杉浦明平』(講談社円)※ ※3冊1000円『1937-1970―鮎川信夫自撰詩集/…

快晴だ!

■ナルトの44巻がもう出てた。買わねば。40巻あたりから43巻の怒涛の展開に比べると、自来也とイタチがいない世界での新たな戦いへのプロローグといった感じの内容で、しばらくジャンプを呼んでいてもテンションはあまりあがらなかった。(ペインが木ノ葉隠れ…

今週買った本

『私の体を通り過ぎていった雑誌たち/坪内祐三』(新潮文庫300円) 『細野晴臣 分福茶釜/細野晴臣, 鈴木惣一朗 』(平凡社800円) 『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ/矢作俊彦』(角川書店200円) 『スモール・トーク/絲山秋子』(角川文庫100円) 『骨董…