2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「ベルカ、吠えないのか?」

古川 日出男の「ベルカ、吠えないのか?」を読了。当時、いろいろなところで絶賛されていたので、期待はマックスに膨らんでいたのだが、期待が大きすぎたのか、僕の五感を十全に満たすほどではなかった。これなら「13」の方がよかった。とはいえ「ベルカ、吠…

レゲエの季節

花粉症のひとはたいへんそうだ。久しぶりに会社に出てきたひとがマスクもクスリも効き目がないと嘆いていたよ。僕はゴールデンウィークの時分に河原に生えているイネ科の花粉に弱いのだが、毎年ひどくなるわけではない。GWといえば、今年の暦は今いちじゃ…

御所の桜

昨日は春の陽気。自転車で御所を走っていたら、満開の枝垂れ桜を見つけた。注目度高し。大勢のひとが集まっている。少し離れたところに三脚をたてているひとや、桜の下にいるひとや。というわけで、この季節になると坂口安吾の「桜の花の満開の下」を読みた…

ECDと電気グルーヴ

去年のボロフェスタで実は一番恰好よかったのはECDだった。音と言葉が快楽に直結していた。それがヒップ・ホップだったのだ。昔から名前は知っていた。「今夜はブギーバック」のアンサーソング「DO THE BOOGIE BACK」のシングルは持っているのだが、それだけ…

買ったマンガ

マンガも買った。 「S4G~Sex For Girls!—女の子のための性のお話/内田春菊」(飛鳥新社300円) 「クマとインテリ/basso」(茜新社350円) 「amato amaro /basso」(茜新社350円)内田春菊をはじめて買ったのが「へんなくだもの」だったはず。高校ときの…

買った本

買った本を整理した。 引っ越しシーズンなのでブックオフにも新しい本が続々入荷中だ! しかし100円で本を買うようになると半額でもなかなか買うことができない。買ってもすぐ読めるわけでもなし・・・。読むために買っていた本がいつの頃からか、買うのが目…

実録・連合赤軍を観た。

西部講堂での先行上映で「実録・連合赤軍」を観た。京都シネマで先週買ったチケットの番号からけっこう空いているのではと、ぎりぎりになって出掛けたのだが、甘かった。西部講堂は満員だった。一番うしろにようやく席を見つけてもぐりこんだ。暖房がないの…

開高健の釣りの対談

■昨日はずっと雨だった。ときおりひどくなった。一日中降っていたので、おそらく今日の鴨川は増水で釣りにはならないだろう。■釣りをはじめた頃は解禁になると鴨川にも釣りにいった。放流されたアマゴはすぐに抜かれてしまうので、解禁からの数週間が勝負だ…

開高健の古い本

■開高健の古い本を2冊買った。「河は眠らない〜開高健全ノンフィクションvol.1」(文藝春秋)と「悠々として急げ〜開高健対談集」(日本交通社)。■「河は眠らない」は「フィッシュ・オン」と「私の釣魚大全」を含む釣りエッセイの集大成。10年前にフライフ…

Ceremonyのカバー

■ニュー・オーダーの「Ceremony」はずっと前から好きな曲なのだが、実はジョイ・ディヴィジョン時代の曲で、イアン・カーティスが書いたものだったことを知ったのは最近のことだった。■「Ceremony」のカバーといえば Galaxie 500。名盤「ON FIRE」に収録され…

働く曽我部恵一

■昨年末にランデヴーバンドで「おはよう」をリリースした曽我部恵一は半年もたっていないのに、今度は曽我部恵一BANDで「キラキラ!」を4月15日にリリース。2月には鈴木慶一の「ソロヘイト船長とラヴ航海士」もプロデュース。今年も昨年に続き旺盛な活動を…

死の縁のイアン・カーティス

「実録・連合赤軍」は京都シネマで3月29日から上映されるのだが、20日に京大西部講堂で先行上映が行われるのでチケットを購入。映画上映のあと、若松孝二監督ティーチ・イン+トークも予定されていて、1500円は安い! 京都シネマでその前売券を買っているとジ…

ファンクな朝

■ブーツィーズ・ラバー・バンドの「神の名はブーチィー」を朝から聴いて会社にいった。ねちっこいファンクが腰にくる。■パーラメント、ファンカデリック周辺のアルバムのベストは当然「Live: P-Funk Earth Tour/Parliament」だ。観客の歓声と一体になったグ…

エリオット・スミスの声

西院のTSUTAYAへ行くとキル・ロック・スターズのレーベルコンピが試聴機にセットしてあった。ここのTSUTAYAはタワーレコードでも試聴できないようなマニアックなCDをセレクトしてあって、なかなか楽しい。コンピにはビキニ・キルやスリーター・キニーらのラ…

ジャーマン+雨

■「ジャーマン+雨」を観た。29歳の横浜聡子監督のデビュー作。■主人公の林よし子(野嵜好美)がとんでもない。彼女と絡む男子小学生3人もすばらしい。なんだかわけのわからない初期衝動の固まりのようなパワーが迸っている映画だ。■だけど初期衝動だけでは…

ディランとアメリカ

■ボブ・ディランのドキュメンタリー「ノー・ディレクション・ホーム」のサントラを聴き、激しく心を揺さぶられた。ボブ・ディランさえあれば、他のロック・ミュージックは必要ない。ブルース、フォーク、そしてロックの全てがこの2枚のCDに納められている。…

ミュート・ビートとローランド・アルフォンソの共演

昨日、ミュート・ビートの記事をエントリーした縁なのか、近くの中古屋でミュート・ビートとローランド・アルフォンソが共演したライブアルバムを見つけて購入。1988年7月の渋谷クラブクアトロの杮おとしのイベントを収録したもので、ライナーによると、R・…

MUTE BEAT再結成!

ミュート・ビートが再結成される。一夜限りの再結成。こだま和文、松永孝義、屋敷豪太、増井朗人、朝本浩文、宮崎泉(DUB MASTER X)の6人がまた同じステージに立つなんて奇跡だ。こだまさんのソロも結構持ってるけれど、残念ながら「FLOWER」の緊張感には…