死の縁のイアン・カーティス

mori05022008-03-15

 「実録・連合赤軍」は京都シネマで3月29日から上映されるのだが、20日に京大西部講堂で先行上映が行われるのでチケットを購入。映画上映のあと、若松孝二監督ティーチ・イン+トークも予定されていて、1500円は安い!

 京都シネマでその前売券を買っているとジョイ・ディヴィジョンイアン・カーティスの生涯を描いた映画「コントロール」のちらしが置いてあった。4月12日からの上映。みなみ会館じゃないのね。勝ってにみなみ会館派の僕はまだ京都シネマで映画を観たことがない・・・。

 ニュー・オーダーはもっとも好きなバンドのひとつなので、もちろんジョイ・ディヴィジョンもよく聴いた。イアン・カーティスの20代前半とは思えない声は死の縁に立ったところから響いてくるようだ。メンバー全員がステージの上でもずっとうつむき加減で歌い、演奏しているようなイメージがある。イアン・カーティスは死神にとりつかれたような声で歌っているけれど、ピーター・フックのベースとバーナード・サムナーのギターはその後のニュー・オーダーに通じるものがあって、踊れる感じの曲も多い。イアン・カーティスの不在を埋めるために、ニュー・オーダーの音は鳴っているのだ。

 ジョイ・デヴィジョンのドキュメンタリー映画Joy Division」もまもなく公開される。京都ではどこでやるんだろう?

■「コントロール」HP
■「Joy Division」HP
■京都シネマHP
京都シネマのHPを開くと京都造形芸術大の学生が制作したパペットアニメーションがながれて、和める。

アンノウン・プレジャーズ【コレクターズ・エディション】

アンノウン・プレジャーズ【コレクターズ・エディション】