ECDと電気グルーヴ

mori05022008-03-25

去年のボロフェスタで実は一番恰好よかったのはECDだった。音と言葉が快楽に直結していた。それがヒップ・ホップだったのだ。

昔から名前は知っていた。「今夜はブギーバック」のアンサーソング「DO THE BOOGIE BACK」のシングルは持っているのだが、それだけでした。だてにヒップ・ホップ黎明期から活動してないな、このオヤジ侮れねえと思いながら、僕は下手なダンスを踊ったのだ。

JET SETへ行くと彼の新譜「FUN CLUB」が出てた。ストレートしか投げられないようなピッチャーがど真ん中のストレートを投げ込むようなダンスチューンに腰ががくがくした。これはいい。すごくいい。音が直接腰に響き、血液を揺らします。これで踊れないなら、下手な踊りも踊らない方がいい。

仕事の合間に古本屋でないまっとうな本屋へ行く。ミュージックマガジンを見つけた。今月号はまだチェックしていなかった。表紙は電気グルーヴだ。新譜「J-POP」がリリースされるのだが、８年ぶりだという。

８年ぶり？？けっこう活動してたように思うのだが、そんなにアルバム出してなかったのか・・・。とはいえ、僕が持っているのは「VITAMIN」と「DRAGON」だからさらに古いや。シングルの「虹」はよく聴いたなぁ。センチメンタルなテクノの名曲だ。

そうだ。電気グルーヴを聴かなくなったのはまりんが辞めたからだ。

そのまりん＝砂原良徳も「LOVEBEAT」がリリースされたのは2001年だ。

しかし、しかし電気グルーヴで今、買うとしたらフジロックのライブを納めたDVD「Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06」だ。

すさまじいテンション。YOUTUBEの夜がまた更けていく。