御所の桜

mori05022008-03-26

昨日は春の陽気。自転車で御所を走っていたら、満開の枝垂れ桜を見つけた。注目度高し。大勢のひとが集まっている。少し離れたところに三脚をたてているひとや、桜の下にいるひとや。

というわけで、この季節になると坂口安吾の「桜の花の満開の下」を読みたくなる。桜が狂い咲くのは桜の木の下に死体が埋まっているというネタ元は「桜の花の満開の下」だと思ってたら違った。梶井基次郎の「桜の樹の下には」が正解だ。

それにしてもすっかり春だ。ビールをもって鴨川の河原へいき、お気に入りの文庫本を広げてのんびりと過ごしたいものだ。

そういえばもう燕が飛んでいた。巣づくりに適した軒先を探している様子だったのだが、釣りに行った先で川面をなめるように飛んでいたりすると、いったい何の虫を食べているのか気になる。気にはなるけど、ツバメをつかまえてストマックポンプをつかったりはしない。

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

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