ズボンズのどす黒いグルーヴ

■今週買った本は、
『マンガに恩返し―GREAT CONTEMPORARY COMICS/増井修』（ベストセラーズ100円）
『ミラノ 霧の風景/須賀敦子』(白水社100円）
ブックオフの鞍馬口店へ行ったのだが、ずっと200円だった単行本コーナーが100円になってました。

増井修がロッキン・オン編集長の時代に僕はいちばん熱心にロッキン・オンを読んでいた。ストーン・ローゼスが80年代末にデビューてからの数年は次々に新しいバンドが出てきて刺激的でした。

■本は2冊しか買っていないがCDを4枚購入。最近のズボンズ3枚とドン・マツオのソロ。
　ズボンズにはかなりはまった時期があったのだけど、『love is funky』が僕にはピンとこなかった。それ以降の『New Sanfrancisco』、『B★B★B』、『Bear's Banquet』は中古屋で見かけることもなくずっと持っていなかった。

しかし、あらためて聴くと『New Sanfrancisco』最高じゃないですか！ジャズ的なインプロビゼーションを導入して、ズボンズが以前から持っていた黒いグルーヴがさらに濃いうねりとなってパワーアップしていた。すげえ。ぐっとくる、というかぐるぐると不規則な螺旋状にまわってすこぶる昂揚する。

何年も聴かなくてゴメンなさい。

New San Francisco