キング、ケッチャムそしてマキャモン
急にスティーブン・キングが読みたくなった。10年くらい前までは結構読んでいたのだが、最近はどの本も購入してままになっていた。でも長編より短編が読みたくて探したけれど見つからず、たまたま出てきたケッチャムの『黒い夏』を読み始める。
ケッチャムを読むのもいつ以来だろう。キングのしつこいほどでディテールにこだわった文章とは違ってさくさく読める。
アメリカのホラー作家(とひと括りにしていいのかどうかわからないし、それほど読んでいるわけでもないのだけど)の中ではラヴクラフトは別格として初期のキングとロバート・R・マキャモンは好きだった。
マキャモンは短編を集めた『ブルー・ワールド』にいくつかいいのがあって、それ以降ホラーから離れていったのだけど、『少年時代』と『遥か南へ』も楽しく読んだ記憶がある。マキャモンも長いこと読んでいないことは確かだ。