悶々とした週末
先日の日記で週末は釣りに行きますと勇んで書いたあとに諸事情により、今年の初釣行は中止になってしまい悶々とした週末を過ごしました。なにしろ天気がよかったので・・・。
京都市内で25度を超えていたので、おそらく山間部でも20度には達していたのでは・・・。雪代の出るような高い山の渓流はダメだったろうが、上流に雪の残っていない川だと随分コンディションもよかったのに違いない。
ぐずぐずした気持ちがいつまでも晴れなかったので、ストレスが溜まる一方だった。買ったばかりの『鉄子の旅(1)』を読みあらためて旅=釣りに出たくなる始末。車がないなら、電車とバスを乗り継いでいけばいいのだと納得。車のない時代、昭和初期の先人たちはバスで山の奥の方まで通っていた。山本素石や井伏鱒二、そして佐藤垢石、森下雨村もそんなことを書いていたように思う。但し、その頃はそれだけの苦労をして通った川には今とは違う川の風景があり、渓魚の棲む川が流れていたのだが・・・。
- 作者: 森下雨村
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- 作者: 佐藤垢石
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