今週、買った本（21冊）

『マナスル登頂記/槇有恒』（毎日新聞社100円）
『風雲ジャズ帖/山下洋輔』(音楽之友社100円）
『トニー谷、ざんす/村松友視』(毎日新聞社100円）
『女房のヤキモチ/中村武志』（福武文庫200円）
『ホワイト・ノイズ/ドン・デリーロ』（集英社100円）
『総合ガイド(3) 比良山系の自然 (総合ガイド (3))』(京都新聞社100円）
『忍法破倭兵状/山田風太郎』(角川文庫100円）
『忍びの卍 /山田風太郎』(角川文庫100円）
『カリギュラ/ウイリアム・ハワード』 (富士見ロマン文庫100円)
『われらの時代・男だけの世界 (ヘミングウェイ全短編)/アーネスト・ヘミングウェイ』(新潮文庫100円）
『黒魔術の手帖/澁澤龍彦』 (河出文庫100円)
『放浪惑星/フリッツ・ライバー』 (創元SF文庫100円)
『李さん一家,海辺の叙景 /つげ義春』(ちくま文庫450円)
『鉄子の旅 (1) /菊池直恵, 横見 浩彦』 (IKKI COMIX100円)
『岳 （9 ）/石塚真一』(ビックコミックス420円）
『アイデン&ティティ32—アイデン&ティティ 第3部/みうらじゅん』(角川書店750円）
『トム・ゴードンに恋した少女/スティーヴン・キング』(新潮文庫100円）
『半七捕物帳〈6〉/岡本綺堂』(旺文社文庫100円)
『奇術師/クリストファー・プリースト』 (ハヤカワ文庫 FT100円)
『トリエステの坂道/須賀敦子』(新潮文庫100円）
『仕事が俺を呼んでいる/矢作俊彦』 (新潮社100円）

ドン・デリーロは前から読みたいと思っていた。あのエルロイの「アンダーワールドUSA」3部作はドン・デリーロの『アンダーワールド』に捧げられていたから。『ホワイト・ノイズ』を手に入れたついでに調べたのだが、これまで発売されたデリーロの本はどれも品切れになっていて古本でしか手にいれられなくなっている。件の『アンダーワールド』は一度、ブックオフでみたことがあるのだが、上下巻で合わせて3000円以上するので、スルーしてしまった。買っときゃよかった・・・。やはり古本は一期一会だ。

あと今週はマンガをわりと買った。みうらじゅんの『アイデン＆ティティ』は名作だけど、この第３部はなくてもよかったような気がする。映画化があったので、それにあわせて当時連載されていたのではなかったのか。

中村武志は内田百輭の弟子だ。福武文庫の内田百輭も彼が編纂していた。昭和のいつ頃だか知らないのだが、目白三平シリーズというのがけっこう売れたらしい。僕は福武文庫が内田百輭を出していなければ、きっと10年くらい百輭の文章に触れるのが遅れていたに違いない。そういう意味では中村武志に強く感謝するのにやぶさかではない。

ホワイト・ノイズ