雨の一日

一日中、雨がひどく降っていた。仕事が思うように進まずストレスがたまる。たまったストレスは日陰の水たまりのように澱んでいる。寝不足も重なって気分がすぐれない。憂鬱な会議をやりすごす。時間だけが過ぎていく。有為な時間など、結局どこにもなかった。だんだんと死に近づいているということだけが真実なのだ。

今日一日を思い返すことにする。

朝、自分の油断で会社に行くのが遅くなってしまった。くよくよしたってしようがない。昨夜は全然、本が読めなかったので少し本を読む「虎よ、虎よ!」はアルフレッド・ベスターによるSFの古典(といってもいいのかな?)だ。

ジョウントとよばれる精神感応移動が小説の世界観をあらわしている。トビ=マダラがつかった移動の術も同じものなか・・・?いや、まったく関係ない。あれは忍術の一種だ。マダラがマスクを自ら外し、サスケにイタチ(うちは一族の歴史)を語ろうとするところで、ジャンプに連載中の「ナルト」は終わった。来週が楽しみ。謎はさらに謎を呼ぶのだろうか?しばらく単純な戦闘シーンが続いたので、物語に根幹に関連する秘密があかされるのかもしれない。

イタチに勝利したといえるのかどうかはともかく目的を果たしたサスケはうちはの謎をきき、暁に身を投じるのだろうか?