コーエン兄弟の
コーエン兄弟の「ノーカントリー」が先に発表されたのアカデミー賞で4部門を受賞した。最近の作品はまったくノーマークだったのだが、すっかりメジャーな監督の仲間入りをしてたんだね。
コーエン兄弟の映画で僕のベストは「ファーゴ」だ。その次ぎにとった「ビッグ・リボウスキ」もけっこう良かったのだけど、「オー・ブラザー!」がいまいちで、それ以降は彼らが監督した作品の名前すら知らない始末。それは僕が以前のように映画を観なくなったことも大きいのだけれども、よっぽど期待外れだったに違いない。
「ファーゴ」は真っ白な雪面に倒れた死体を配置したちらしのデザインも好き。ちらしの大半を占める雪の白と。倒れている人物の赤いセーターと、青いジーンズのバランスが絶妙だ。どこに片付けたのかまったくわからいのだけど、そのちらしを数枚キープしているはずだ。
「ノーカントリー」はちらしのデザインがいまいちなのだが、彼らの作品では久々に観たいと思った。
京都ではTOHOシネマズ二条で3月15日から公開。原作の「血と暴力の国/コーマック・マッカーシー」もおもしろうそう。今度、ブックオフで探してみるのだ。
- 作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/08/28
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