読了した本と読み始めた本

ケッチャムの『黒い夏』と曽我部恵一の『虹を見たかい?』を読了。

黒い夏』は前半ホラーっていうより警察小説のような感じで淡々とすすんでいくのだが、後半は血みどろスプラッタものに急変。読んでて気分が悪くなる感じ。殺される方にはたいした理由もないのだが、まったく容赦なし。

曽我部恵一はその音楽も誌も好きなので、エッセーっぽい断片を集めたこの本も楽しみにしていたのだが、ほとんどがネット上で書いたものだと読み始めてから知って、がっかり。
ネットで発表されたものはやはりネットで読みたいのだ。

新しく読み始めたのはレイナルド・アレナスの『めくるめく世界』と斉藤美奈子の『それってどうなの主義』。