釣りの疲労と海辺の叙景の緊張感

釣りに行ってきた。今シーズンの初釣りは九頭竜方面へ。
昼前に着いて、釣り始めてすぐに大きなプールでライズを発見。20センチほどのアマゴを釣り幸先がよかったのに、夕方まで釣って釣れたのはその一匹のみ。のんびり釣ったつもりなのに、疲労感が大きくて自分にがっかり。基礎体力が落ちている。お腹まわりのたるみについて真剣に考えねばならない。

高村薫の『照柿』を読み始める。硬くて真面目な文章なれど、工場勤務の専門的で詳細な描写すらひたすらテキストを追ってしまう。まだ150ページくらいなので、先が楽しみ。

ちくま文庫つげ義春コレクション3『李さん一家,海辺の叙景』を読了。なんど読んでも「海辺の叙景」はすごい。セリフと人物の表情、仕種、風景が計算されつくしたような配置で並べられている。微塵の不具合も赦さない完成度は持つの緊張感に圧倒される。