今週、買った本(29冊)

mori05022009-02-24

『真昼の映像・真夜中の言葉/村上龍』(講談社100円)
『片隅の迷路/開高健』(毎日新聞社200円)
『一即一切、一切即一:『われ逝くもののごとく』をめぐって・森敦対談集/森敦』(法蔵館100円)
『仮の水/リービ英雄』(講談社200円)
『一葉の日記/和田芳恵, 野口碩』 (福武文庫400円)
プールサイド小景静物/庄野潤三』 (新潮文庫200円)
『ことばの食卓/武田百合子, 野中ユリ』 (ちくま文庫320円)
ジャージの二人/長嶋有』 (集英社文庫100円)
『ピアニストを笑え! /山下洋輔』(晶文社100円)
鈴木志郎康詩集/鈴木志郎康』 (現代詩文庫100円)
『京都の仏像〈続〉/京都新聞社』(河出新書100円)
『京都の仏像/京都新聞社』(河出新書100円)
『火星の大統領カーター/栗本薫』 (ハヤカワ・SF・スペシャル100円)
『ハート温泉/ 戸川 純, 月乃 光司』(新紀元社
『玄笑地帯/筒井康隆』(新潮社100円)
『増補 サブカルチャー神話解体:少女・音楽・マンガ・性の変容と現在/宮台真司, 石原英樹, 大塚明子』 (ちくま文庫100円)
『「世界征服」は可能か? /岡田斗司夫』(ちくまプリマー新書100円)
『女の日記/宇野千代』 (講談社文芸文庫100円)
『重き流れの中に/椎名麟三』(新潮文庫100円)
『現代童話〈4〉/今江 祥智, 山下明生編』 (福武文庫100円)
『詩集 モンローな夜/神尾和寿』(思潮社200円)
『彼もまた神の愛でし子か:洲之内徹の生涯/大原富枝』 (ウェッジ文庫)
『話せばわかるか:糸井重里対談集/糸井重里』 (角川文庫100円)
『夏の闇/開高健』(新潮社100円)
山本周五郎—青春時代/木村久迩典』 (福武文庫100円)
『13人の人生案内 あっぱれな人々/夏目房之介』 (サライBOOKS100円)
『小説伝/小林恭二』(福武文庫100円)
『完璧な病室/小川洋子』(福武書店100円)
『エロトピア〈2〉 /野坂昭如』(文藝春秋100円)

一冊一冊が安いからといって、このペースはおかしい。この調子を本を買い続けると年間1000冊を軽く突破してしまう。本当はそれが嬉しくてしようがないのだが、やっぱり困る。こんな買い方していたら早晩に破綻するに違いない。だいいち並べている(いや積んでおく)だけで、読めるわけがない。

興味の範囲が広がるのは悪くないことなのだが、自分で自分をコントロールできなくてってきたようだ。古本に依存している。古本のデーモンに取り込まれてしまったようだ。

うれしい買い物は糸井重里の対談集『話せばわかるか』。80年代的なラインナップが楽しい。対談者はタモリビートたけし江川卓井上陽水坂田明矢野顕子谷岡ヤスジ高橋留美子、川崎徹、栗本慎一郎村松友視野坂昭如村上春樹三浦雅士
村上春樹との対談って!

あとは文庫になっていない村上龍の単行本『真昼の映像・真夜中の言葉』と栗本薫の『火星の大統領カーター』。
『火星の大統領カーター』をハヤカワ文庫で読んだのは中学のときか。あの当時は栗本薫の本を読むのがおもしろくてしようがなかった。そして本への興味が広がっていったのだ。そういえば村上龍を知ったのも中島梓の『文学の輪郭』だったか、それとも『ベストセラーの構造』だったか・・・。