今週、買った本(12冊)

『タイムマシンのつくり方/広瀬正』(集英社文庫)
『顔のない裸体たち/平野啓一郎』(新潮文庫)
ワイルド・ナイツ 1 /古泉智浩』(アクションコミックス)
『夜明けの森、夕暮れの谷/湯川豊』(筑摩書房
東京大学アルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編/菊地成孔, 大谷能生』(文春文庫)
東京大学アルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編/菊地成孔, 大谷能生』(文春文庫)
『完本 1976年のアントニオ猪木/柳澤健』(文春文庫)
『浄土/町田康』(講談社文庫)
『馬は土曜に蒼ざめる/筒井康隆』(ハヤカワ文庫)
『電化製品列伝/長嶋有』(講談社
『エトロフの恋/島田雅彦』(新潮社)
『じゅんの恩返し 時代への親孝行/みうらじゅん, 久住 昌之』(ソフトバンククリエィティブ)

ずっと探していた湯川豊の『夜明けの森、夕暮れの谷』をようやく古本で見つけた。
今月文庫になっていたから買おうと思ってたところだったのだが、やはり単行本はいいな。

フライロッダーズの連載がほとんどだと思ってたのだが、そうでもないみたい。
この本にはいっていない文章はどうなったのだろう。
滋味のある文章でゆっくり読みたかったのだけど、釣りバカなので、一気読みしてしまった。

続けて、柳澤健の『完本 1976年のアントニオ猪木/柳澤健』を読んでいる。今、出てる中央公論に三沢選手の死に関する文章を柳澤健がかいてあるのだが、猪木のいろんな欲望が、結果的に三沢の死につながっているのだと思うと、ぞっとする。猪木の天才と狂気に振り回された日本のプロレスの歪みや軋轢が三沢の首ねっこを抑えたのだ。

夜明けの森、夕暮れの谷

夜明けの森、夕暮れの谷