コソボの独立と佐藤亜紀の「天使」
・セルビアからコソボが独立した。旧ユーゴスラビアはスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、そしてコソボの7つの国に分かれた。
・旧ユーゴなんて、少し前まで第一次世界大戦の原因となったサラエボくらいしか知らなかったのに、随分とその歴史や民族、地名とか覚えた。
・今、佐藤亜紀の「天使」を読んでいるのだが、その第一次世界大戦前後のヨーロッパが舞台になっている。解説で豊崎由美も書いているのだが、余計な情報や説明をいっさいないので、もっと欧州の歴史や国の変換を知っていれば物語世界の背景をより理解できるのに・・・。
・それにしても佐藤亜紀は天才だ。
・第二次世界大戦からユーゴ独立、そして冷戦終結後のユーゴ内戦までを描いたえ映画「アンダーグランド」のエミール・クストリッツァ監督も参加した短編オムニバス映画「それでも生きる子供たちへ」の無料上映会が2月23日(土)に京都のひと・まち交流館である。
・「それでも生きる子供たちへ」はクストリッツァの他、スパイク・リーやジョン・ウー、リドリー・スコットらが参加。両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、子供たちの直面している抜き差しならない現実を描いている。
・観にいきたいけど、土曜は仕事だ…。
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