山本素石の『渓流物語』を読了。渓魚に対する愛情はもちろんこの随筆におさめられた各編から匂いたつのだが、それ以上い山奥の暮らす人たちへの憧憬にも似たまなざしが行間にあふれている。特にやがて廃村跡をたずねる下りや、やがてダムに沈むことになるい…
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